退職までの期間が気まずい看護師必見!上手な過ごし方や対処法を解説

看護師 退職 気まずい

「退職を発表してから、なんだか周りの人が素っ気ない気がする」と気まずい思いをしていませんか?

残りわずかだからこそ、なるべく穏やかに過ごしたいものですよね。

この記事では退職が決まっている看護師さんに向け、退職日までの上手な過ごし方や円満退職の方法を解説します。

退職までの期間が気まずい=考えすぎの場合もある

退職することが知れ渡ると、なんとなく居心地の悪さを感じる人は少なくありません。

しかし、その気まずさは考えすぎの可能性があります。

特に、自分自身が退職に対してネガティブなイメージを抱いていたり、お世話になった人に申し訳ないと思っていたりすると、気まずさを感じやすいです。

退職は決して悪いことではありません。

一度冷静になって他の看護師に接し、明らかに態度が変わっていなければ、必要以上に心配する必要はないでしょう。

看護師が退職までの気まずい雰囲気を乗り切る方法

考えすぎだと分かっていても、先輩看護師や同僚の態度が気になったり、居心地の悪さを感じたりと、気まずさを払拭できないこともあるでしょう。

そんな時のために、看護師が退職までの気まずい雰囲気を乗り切る方法を5つ紹介します。

「もう一生会わないから」と割り切る

看護師が退職までの気まずい雰囲気を乗り切る方法の一つは、思い切って割り切ることです。

同じ看護師とはいえ、職場が変われば顔を合わせる機会はほとんどありません。

そのため「もう一生会わないからいいや!」「どうせ辞めるし!」と割り切ってしまえば、仮に嫌なことがあったとしても乗り切れるでしょう。

嫌われることを怖がってビクビクしながら過ごすのではなく、嫌がられるのが当たり前だと思って過ごせば、清々しい気持ちで残りの仕事に取り組めますよ。

誠意を持って最後まで業務に取り組む

誠意を持って最後までしっかりと業務に取り組むのも、看護師が退職までの気まずい雰囲気を乗り切る方法としておすすめです。

退職が決まったからといって手を抜いてしまうと、周りから「あの人はもうやる気がないんだな」と冷たい態度を取られる可能性があります。

しかし退職が決まる前と変わらない姿勢で仕事に取り組めば、周囲の人は「ラストスパート頑張ってね!」と温かい気持ちで見守ってくれるでしょう。

退職後の日々をイメージして現実逃避する

気まずい雰囲気に駆られてネガティブな気持ちになってしまう場合は、退職後の日々をイメージして現実逃避をするのもおすすめです。

周りからどう思われているかを気にしても、いいことはひとつもありません。

それならば気まずいことを考えるのではなく、退職後の休暇の過ごし方や新しい職場で働く自分の姿などポジティブなことに意識を向けてみましょう。

すると「もう少しだ!」と、明るい気分で仕事に取り組めるようになりますよ。

冷たい態度を取ってくる人とは距離を置く

退職の理由やタイミングによっては、本当に冷たい態度を取る人が現れるかもしれません。

その場合、その人とは距離を置きましょう。

一緒に働くのは退職までの数日間ですから、無理に良好な関係を築く必要はありません。

そこに労力を使うくらいであれば、その分残りの仕事を丁寧にこなしたり、お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えたりする方が有用です。

辞めることが決まっているからこそ、人間関係も割り切りましょう。

有給を使って出勤日数を減らす

どうしても気まずさを感じて辛い場合は、有給を消化しましょう。

出勤日数を減らすことができれば、必然的に気まずさを感じる時間も減らせます。

ただ、引き継ぎが残っている場合はやや注意が必要です。

後の人が困らないようにマニュアル等を制作し、スムーズに引き継げるようにしておいた方が、後腐れなく退職できるでしょう。

とはいえ引き継ぎ業務は義務ではないため、負担のない範囲で行ってくださいね。

気まずい…を払拭!円満退職する看護師がやっていること

現在の病院で築き上げた人間関係は、せっかくなら大切にしたいものですよね。

そこで続いては、円満退職をする看護師がやっていることを解説します。

可能な範囲で取り入れて、退職の日を晴れやかな気持ちで迎えましょう。

お世話になった人に感謝の気持ちを伝える

円満退職する看護師がまず欠かさないのが、お世話になった人へのお礼です。

今後会う機会はほとんどなくなるとはいえ、お世話になった事実は消えません。

可能な範囲で、これまで関わった人には一人一人にしっかりとお礼を伝えましょう。

「なんで辞めるの?」「転職先はどこなの?」など似たようなやりとりを何度も繰り返す可能性がありますが、嫌な顔をせずに丁寧な応答を心がけてくださいね。

遅刻や当日欠勤をしない

退職することが同じ職場で働く看護師たちに伝えられたら、遅刻や欠勤はNG。

特に、寝坊や当日欠勤は厳禁です。

「もうやる気がないんだな」と思われ、冷たくあしらわれてしまいます。

また、このタイミングで怠ける癖がつくと、転職先でのモチベーションに影響する可能性も高いです。

そのため、円満退社する看護師は最後まで規則正しい生活を送り、体調や睡眠のリズムを崩しません。

終わりが近づいているからこそ、一日一日を大切にする気持ちを持ちましょう。

引き継ぎは丁寧に行う

退職は決して悪いことではありませんが、辞めることで仕事に穴が開くのは事実です。

そのため円満退社する看護師は、後任の人への引き継ぎはできるだけ丁寧に行います。

口頭で教えるだけだと退職後に確認できなくなってしまうため、できる範囲で引き継ぎ書やマニュアル等を制作するケースが多いです。

後任の人は安心して仕事を引き継ぐことができ、現場もスムーズにまわるため、円満退職につながるでしょう。

可能な範囲で仕事を片付けておく

現在抱えている仕事をできる範囲で片付けておくのも、円満退職する看護師がやっていることの一つです。

後任の人やその職場で働き続ける人は、業務を引き継ぐだけでも大変なもの。

その上仕事まで残っていたら、さらに大変な思いをする可能性が高いです。

これまでお世話になったからこそ、退職後に自分の仕事で負担をかけないように、できる仕事は一つでも多く片付けてから退職することを心がけましょう。

余裕があればサポート役として細かい雑務を巻き取る

早々に引き継ぎが完了し、抱えている仕事も片付いた場合は、雑務などを積極的にこなすのも円満退職するためのコツです。

退職が決まっていると大きな仕事や新しい仕事は回ってこないため、手が空くシーンが増えてきます。

その時にぼーっとするのではなく、手伝える仕事は積極的に手伝うように心がけると、周りといい関係を築きつつ、かつ仕事に対するモチベーションを保ちながら退職の日を迎えられるでしょう。

モチベーションがなくても表に出さない

正直なところ、退職が決まるとモチベーションは下がるものです。

看護師長に退職届を提出するという大変勇気がいる大仕事を終えた後は、力が抜けてしまうこともあるでしょう。

しかし、やる気のなさをあからさまに態度に出すのはNG。

円満退職する看護師たちは仮にモチベーションがなかったとしても、最後までやる気のあるフリを続けます。

モチベーションを無理に高める必要はありませんが、態度には出さないように気をつけましょう。

看護師が退職までの期間にやっておくべきこと

円満退職するためには、退職のルールを守ることも大切です。

続いては看護師が退職日までにやっておくべきことを解説するので、抜け・漏れのないようにしっかりチェックしてくださいね。

荷物の処分・ロッカーの整理

最終出勤日は挨拶回り等で忙しくなるため、退職が決まったら荷物の整理は早めに行いましょう。

デスク周りやロッカーに荷物を残したまま退職すると、職場の人たちが処分に困る可能性が高いです。

また、事前に整理しておくことで衣類や書類等の返却漏れを防ぐことができ、退職当日をスムーズに迎えられます。

最終出勤日まで整理できないものが多い場合は、最終日の退社後に片付けるのではなく、当日の朝少し早く出勤して整理するとよりスムーズです。

職場へ返却するものをまとめておく

職場から借りているものがある場合は、最終出勤日に返却しなければなりません。

入退室に使うIDや名札、社外秘の資料やカルテ、ロッカーの鍵など、すべて揃っているかきちんと確認しておきましょう。

紛失したものがある場合は、速やかに職場に届け出てください。

また、白衣や制服は洗濯、もしくはクリーニングをしてから返却するのがマナーです。

最終出勤日に間に合わない場合は後日届けるなどして、綺麗な状態で返却しましょう。

最終日には必要書類を受け取る

看護師が退職・転職をする場合、さまざまな手続きが必要です。

それに伴い、いくつか必要になる書類があるため、最終日に必ず受け取りましょう。

手続きは個人の状況によって異なりますが、離職票や退職証明書、源泉徴収票などは転職先から提出を求められることが多いです。

転職先が決まっておらず失業保険を受ける場合は、雇用保険被保険者証なども必要になります。

早い段階で必要な書類を明確にしておくと良いでしょう。

挨拶回りをしておく

挨拶回りは最終出勤日だけでなく、退職日が公になったらすぐに行いましょう。

同じ病棟で働く看護師には退職当日でも挨拶をできますが、病棟が異なるとタイミングによっては会えずに終わってしまう可能性があります。

また、患者さんや親しくしていた取引先などは、最終出勤日にぴったり会えるとは限りません。

早めに退職の挨拶をしておけば引き継ぎ等もスムーズに行えるため、すみやかに退職する旨とお世話になったお礼を伝えるように心がけましょう。

菓子折りを用意しておくのもおすすめ

マストではありませんが、お礼を伝える際にお菓子を渡すのもおすすめです。

感謝の気持ちをよりしっかりと伝えられます。

お煎餅やクッキーなど常温保存できる個包装のお菓子で、かつ賞味期限の長いものを選びましょう。

たくさんの人に挨拶する可能性を踏まえ、できるだけ数が多いものを選ぶと安心です。

余裕があればパッケージのデザインにもこだわると、さらに喜ばれやすいですよ。

退職することに気まずさを感じる必要はない!最後まで誠意を持って看護師の業務に取り組めばOK

退職理由に関わらず、退職は恥ずべきことでも悪いことでもありません。

冷たい態度を取る人がいる場合は距離を置きつつ、これまでの感謝の気持ちを込めて精一杯残りの業務や引き継ぎ業務に取り組みましょう。

お世話になった人への挨拶回りや持ち物の整理・返却も忘れずに行い、円満退職を迎えてくださいね。

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