うどん以外に消化にいい食べ物はある?胃に優しい料理やメニューを紹介

消化にいい 食べ物 うどん以外

消化によく食べやすいうどんは、体調不良時胃もたれがあるときに重宝する食材です。

しかし、うどんばかり食べていると栄養面の心配はもちろん、飽きてしまいますよね。

この記事では、うどん以外で消化にいい食べ物やおすすめメニューを紹介します。

消化に悪い食べ物も紹介しているので、体調が悪いときの献立に悩んだら、ぜひ参考にしてください。

うどん以外で消化にいい食べ物9選

消化にいい食べ物はうどん以外にもたくさんあります。

こちらで紹介する食べ物はどれも胃腸への負担が少なく消化吸収もスムーズなので体調や胃腸の調子が悪いときも安心です

スーパーなどで手軽に購入できる食品ばかりなので、迷った時はこちらを参考に食べ物を選びましょう。

おかゆ

おかゆはご飯に比べて水分が多く、消化吸収がスムーズなので胃腸への負担が少ない料理です。

柔らかいので噛む回数が減るため胃腸を休ませたいときにもぴったり

炊飯器のおかゆモードで簡単に作れるほか、コンビニやスーパーなどでレトルトの販売もあるので、手軽に食べられます。

食パン

食パンは食物繊維が少ないので消化にもいい食品の一つといえます。

焼いて食べるのがおすすめで、軽くトーストしたほうが消化にいいです。

ただし、菓子パンや総菜パンジャムなどを塗ったものだと脂質が高くなってしまうのでNG

また、繊維質が多い全粒粉パンも胃腸への負担が大きくなるので避けるようにしましょう。

大豆製品

豆類は食物繊維が豊富なのでそのまま食べると消化に悪いです。

そのため、胃腸への負担が少なくタンパク質を摂取するなら豆腐や納豆がおすすめ

豆腐は作る過程で繊維質を取り除いているので、胃腸の調子が悪いときも安心して食べられます。

納豆も発酵の過程でタンパク質が分解され消化吸収率がアップ

さらに、胃腸への負担を軽減するならひきわりを選ぶといいでしょう。

鶏むね肉・ささみ

体調が優れないときにお肉を食べる際は、鶏むね肉やささみなどの脂肪分が少ないものをチョイスしましょう。

ただし、鶏皮は脂質が高く胃腸への負担が大きくなるため取り除くか元から皮がない食材を選んでくださいね。

手軽に食べたい人は、スーパーやコンビニで購入できるサラダチキンがおすすめ。

そのまま食べるのはもちろん、おかゆやスープなどの具材にも使えて便利です。

卵は完全栄養食品とされるほど栄養価の高い食べ物で、消化にもいいです。

調理法によって消化時間が異なっており、胃腸を労わりたいときは消化時間が短い半熟卵や温泉卵がおすすめ

また、単体で食べるのではなく他の食べ物と組み合わせることで、栄養バランスよく摂取できますよ。

白身魚

消化のいい魚を選ぶ際は、カレイやタラ、キスなどの脂質の少ない白身魚を選びましょう。

白身魚のすり身を使用して作られているはんぺんも、消化によく胃にも優しいです。

調理する際は焼き魚や煮魚など油を使用しないようにするとさらに胃への負担を軽減できます

反対に、ブリやサンマ、サバなどの魚は脂肪分が多いため、体調不良の際は控えたほうがいいでしょう。

果物

消化にいい果物として特におすすめなのが、リンゴバナナ

リンゴには胃の粘膜を保護してくれる作用があるので、消化を助ける強い味方です。

そのまま食べるよりもすりおろしたり加熱したほうが、消化がよくなるのでおすすめ。

バナナには胃腸の働きを助けるアミラーゼを含んでおり、胃腸への負担を軽減してくれます。

さらに、ビタミンやミネラルも豊富なので日頃から取り入れてほしい食べ物です。

乳製品

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品も消化にいい食品のひとつです。

チーズやヨーグルトは牛乳よりも消化吸収が早く他の食材と一緒に組み合わせて摂取するのがおすすめ

牛乳は胃酸を中和し消化吸収を助ける働きがあるので、他の食材と組み合わせて取り入れましょう。

ただし、クリームチーズやモッツァレラなどのチーズは胃腸への負担が大きいので体調不良時は避けてください。

繊維質の少ない野菜

野菜を摂取する際は、繊維質の少ない野菜を選ぶことが大切。

大根・ほうれん草・じゃがいも・キャベツ・かぶなどは繊維質が少なく消化にいい野菜です。

野菜の栄養素を効率的に摂取するなら、外に溶けだした栄養素も丸ごと摂取できる鍋やスープがいいでしょう。

うどん以外のおすすめメニュー

消化のいい食べ物をより効率よく摂取したいなら、調理方法にもこだわりましょう。

ちょっとしたひと手間でそのまま摂取するよりも消化効率を上げられますよ。

こちらでは、体調が優れないときでも手軽につくれる、うどん以外のおすすめメニューを紹介します。

湯豆腐

湯豆腐は油を使わずに作れるので消化に優しいメニューの一つ。

本来はお鍋で作る料理ですが電子レンジでも調理可能なので、体調が優れないときも手軽に作れますよ。

単体で食べるのはもちろん、大根やかぶ、白身魚などと一緒に摂取するのもおすすめ。

血行をよくして体を温めてくれる作用があるネギをトッピングして疲労した胃や体にも優しく労わってあげましょう

野菜スープ

食欲がないときでもサラッと食べやすいのが野菜スープです。

スープは水分が多く消化にもよく、入れる具材によってバランスよく栄養素が摂取できますよ。

また、野菜などが柔らかくなるまで火を通せば、さらに消化吸収率もアップします。

鶏肉や卵を加えたり色々アレンジ可能なので家にある食材だけでも手軽に作れますよ。

玉子雑炊

おかゆやうどんばかりで食べ飽きたという人におすすめなのが玉子雑炊。

ご飯を柔らかくなるまで煮たご飯に完全栄養食品である卵を加えれば消化にいいのに食べ応え抜群です。

お好みで野菜や鶏肉、白身魚などを加えるのもおすすめ。

卵とご飯だけの具材であればまな板や包丁なども使わずサッと短時間で作れるので、忙しい人にもぴったりです。

消化にいい食材をまるごと摂取したいなら鍋がいいでしょう。

鍋にお好みの野菜や肉魚などを入れて煮込むだけで完成するので料理が苦手な人でも挑戦しやすいですよ。

スーパーなどで購入できる鍋の素を使えば、難しい味付けも不要です。

ただし、鍋の素には刺激の強いものや味の濃いものなどあまり消化によくない場合があるので要注意。

病み上がりや体調不良時の鍋は、消化にいい豆乳鍋や水炊きなどの鍋の素を選びましょう。

消化をよくする調理のポイント・コツ

消化を良くする食事は、食材選びだけでなく調理方法も大切です。

胃の調子が優れない人や体調不良な人は特に調理法にもこだわって身体を労わりましょう

こちらで紹介する消化を良くする調理のポイントやコツを参考に、消化にいい料理を作ってくださいね。

食材は細かくカット

スープや雑炊、おかゆなどに具材を加える際は、なるべく細かくカットしましょう。

食材を小さくカットすることで消化吸収率があがるだけでなく、食感も短時間で柔らかく仕上がります。

お肉や魚もそのままより細かく割いたりカットしたりしたほうが胃への負担が少なくなるのでおすすめ

また、食材を小さくカットすると咀嚼回数も減らせるので、食欲がない人でも食べやすくなりますよ。

よく噛んで食べる

食事をする際はよく噛んで食べることを意識するのも大切です。

しっかりと食材を噛んで飲み込むことで消化酵素が素早く働き体内への吸収スピードもアップします

また、食材が小さい状態で体内へ取り込めるので、その分胃腸への負担も軽減するのです。

普段からあまり噛まずに食べる人や早食い傾向にある人は、一口ずつよく噛んでから飲み込むことを意識しましょう。

食材は柔らかく調理する

食材を調理する際は柔らかく調理すると消化にいいです。

消化にいい調理方法としては、煮る・蒸す・茹でるなどが胃腸への負担が少なくおすすめ。

煮物やスープなど水分をたっぷりと使用した調理法は食材がしっかりと柔らかくなるでしょう

反対に、揚げ物や炒め物などの調理法は消化によくないとされる油をたくさん使用するので、避けたほうがいいでしょう。

避けたほうがいい消化に悪い食べ物4選

これまで消化にいい食べ物やメニュー、調理や食べる際のポイントを紹介してきましたが、反対に消化に悪い食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。

消化にいい食べ物と合わせて消化に悪い食べ物を覚えておくと体調に合わせて適切なメニューを選べますよ。

こちらでは、消化に悪い食べ物を紹介します。

脂肪の多い食べ物

豚バラ肉やベーコン、揚げ物など脂肪の多い食べ物は消化が開始されるまでに時間がかかり吸収時間も長くなります

また、胃への負担も大きいので体調不良の際は避けたほうがいいでしょう。

白身魚のフライや鶏むね肉の唐揚げなど、消化にいい食材も調理法によっては消化に悪くなります。

胃腸への負担を軽減したい時は、消化にいい食べ物と調理法を見極めることが大切です。

刺激や塩味の強い食べ物

こしょうや唐辛子などの辛い物や酸っぱいものは、胃を刺激して消化不良を起こす可能性があります。

漬物や塩辛など塩味の強い食べ物も同様に胃への刺激となるので注意が必要です

また、濃い味付けは塩分が高くなりがちなので、調理する際も塩分量に気を付けて薄味を意識しましょう。

食物繊維が多い食べ物

整腸作用があり身体にいい食物繊維ですが、胃腸が弱っている時や体調不良時には控えたほうがいいでしょう。

食物繊維は消化に時間がかかるため、その分胃への負担も大きくなります。

ごぼうやセロリ筍やきのこ類海藻類は繊維が多く硬いので体調が優れないときは避けるかごく少量で留めておくようにしましょう

甘みの強い食べ物

ケーキや饅頭、焼き菓子など砂糖を多く使用した甘みの強い食べ物も消化に悪いです。

砂糖は胃に長時間留まるため消化に悪いだけでなく多く摂取すると腸の働きを停滞させる可能性もあります

どうしても甘いものが食べたくなった時は、甘さが控えめのものか砂糖を調節できる手作りスイーツに挑戦するのもおすすめです。

うどん以外にも消化にいい食べ物はたくさんある!体調不良時は胃に優しい料理で身体を労わろう

うどんは消化にいい食べ物の定番ですが、ほかにも胃に優しい食べ物はたくさんあります。

主食だけでなく主菜や副菜などにもおすすめな食べ物を知っておけば体調不良時でも栄養バランスに配慮した食事ができますよ。

電子レンジで簡単に調理できるものや煮込むだけでできるレシピもたくさんあるので、体調不良な時こそ食事にこだわって体を労わってみませんか。

  • おかゆや白身魚、鶏むね肉は消化にいいおすすめの食べ物
  • 体調不良な時は野菜や肉、主食がまとめて摂れる雑炊や鍋がおすすめ
  • 食材はなるべく小さくカットして消化吸収をよくしよう
  • 体調が優れないときは揚げ物やケーキ、刺激の強い食べ物は控えよう

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